2021.08.25 10:31遺言能力に関する有効・無効のお話認知症の人が書いた遺言って無効ですか?さあ、どうでしょう。1つ言えることは、「遺言能力」のあるなしで決まります。遺言の内容を理解し、その遺言の結果どのような効力が生じるのかわかる能力。「判断能力」と言い換えてもいいでしょう。これがない遺言は無効です。ところで、遺言内容を理解できる...
2021.06.23 06:27認知症で遺言! 大丈夫?認知症だからといってすべての遺言が無効とういうわけではありません遺言能力があるかどうかで決まります。認知症でも、遺言内容を理解できれば有効です。ただ、個々の事例ごとに判断するしかなく、形式的、画一的に決めることはできません。一つの判断要素として挙げられるのが、HDS-R(改定長谷...
2019.05.11 14:19認知症と不動産登記認知症で意思能力がない場合、不動産取引は無効となってしまいます。成年後見人をたてましょう。実務上こんな感じだと思います。ただ、今でも推定相続人全員が合意すれば、関係者全員が合意しているんだから、実際誰が無効と訴える人がいるのか?と言われる方がいます。ホントにそうでしょうか?認知症...
2019.04.19 14:38取締役と任意後見の関係は?認知症になったら取締役はどうなりますか?認知症になったからといって取締役をやめなければいけないわけではありません。ただ、判断能力がまったくなくなってしまったら、実際は業務できませんよね。オーナー会社の場合、役員報酬を受けとっていたなら、それが適正かどうかは問題になりますね。かとい...
2019.04.19 14:11任意後見と株保有の関係について任意後見は、判断力が低下する前に、自分の意思(契約)によって後見人を選ぶ制度で、契約内容は公序良俗に反しないかぎり自由です。財産処分を代理する権限を後見人に付与するのが一般的ですが、株式に関しては、ちょっと忘れがちな盲点があります。 それは、代理権限の中に株式の議決権行使を忘れて...