2023年11月司法書士所感「Aプラン、Bプラン、C対応」
通常いろいろなことを想定して
遺産分割協議や次の相続対策をします。
ただ、
次の相続が発生したときには、
思っていたことと違う場合があります。
・相続人が想定と違っている場合
ex 死亡、離婚
・相続人の状況が変わっている場合
ex ライフプラン、経済面の変化
・相続人の考え方の変化
・民法、相続税等法律の改正
他にもいろいろな要因で発生する想定外な・・
全く準備していないと
その時になって、
ああしとけば良かった、
なぜこうしなかったのか
となってしまいます。
が、
どんなに準備をしてもそれで完璧か、
といえば、必ずしもそうとも限りません。
相続って不確定要素が多いですから。
ですので、
相続対策3カ条は以下だと感じております。
1、通常の対策として備えるAプラン
2、状況の変化を想定したBプラン
3、想定外な出来事に対してのC対応
強いていえばC対応(心構え)が大切。
まあ、相続だけの話ではないですけどね。
先日カーリングを見ていたら、実況が
「ストーンが右にでてます、
Bプランに変更!
おっと相手ストーンにわずかに触れたー、
しかし
慌てずスイープで相手ストーンを外へ」
士業にとっても相続対策で大事なのは
1 知識と経験
2 知恵
3 現場対応力
だと感じている今日この頃でした。
川崎市麻生区新百合ヶ丘
司法書士田中康雅事務所
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