2023年5月司法書士所感「AIさんそうは言っても」


みなさん、

ゴールデンウィークはいかがお過ごしですか

5月の司法書士所感です。


「ChatGPT」

 これによって、仕事が大きく変わると言われています。士業など専門家なんていらないとも。近い将来、専門家はコンサル業務ができなければ、生き残れないと言われています。AIに相続の相談をすれば、きっと、いろいろな対策、手段を比較検討を即時に判断し、最適解をだしてくれるでしょう。そのうち、もっと進化して相談者の気持ちまで汲んで結論へ導いてくれることになると思います。

私は、そこからがコンサルタントとAIとの勝負だと思っています。

相続全体の把握、家族構成、聴いた想いから導きだしただけのコンサルタントはAIには勝てない。AIが出した最適解に対して相談者の方が感じる

「そうは言ってもね」

という戸惑い、違和感。ここが大切なような気がします。

法律はもちろん大事で、相続対策も必要ですが、場合によっては本人さえもわからない。相談者の方が心のどこかにひっかかる何か。そんな相談者の方に対し、寄り添い、五感、経験、専門知識を使いながら最適解ではなくとも、いまできる最善解を目指す。そんな司法書士が必要なのかな。と思う今日この頃でした。


 司法書士田中康雅

司法書士田中康雅事務所(川崎市麻生区新百合ヶ丘稲城市の相続手続登記相談)

川崎市麻生区新百合ヶ丘、稲城市で無料相続相談、相続登記・信託・贈与・遺言等相続手続中心に司法書士業務経験30年目。税理士事務所勤務で相続税贈与税を経験し2000年開業。相続全般の知識経験と相続ネットワークでの相続対策や遺産分割、配偶者2次相続対策を行う司法書士田中康雅事務所は新百合ヶ丘駅徒歩5分、稲城市若葉台車で10分。「3訂版相続相談標準ハンドブック」(日本法令)発売中

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