2026.09.16 23:45おしどり贈与は相続税対策になるのか ― 効くのは税額より、相続税の申告が要らなくなること おしどり贈与で自宅を2,000万円分渡せば、夫の相続財産はその分減ります。ただし、相続税が2,000万円分軽くなるわけではありません。意味が出るとすれば、相続税の申告そのものが要らなくなるときです。 この記事で挙げる例(自宅4,000万円・預貯金2,000万円、妻と子2...
2026.09.16 23:00おしどり贈与は、いつするかで意味が変わる ― 建物評価の低下・土地の値上がり・2次相続いま500万円の建物持分は、20年後、30年後の相続時には200万円になっているかもしれません。おしどり贈与は、贈与から相続まで何年あると見るかで答えが変わります。 待っていれば下がるものを、いま高い評価額で動かすことになる。おしどり贈与の「時期」の問題は、ここから始ま...
2026.09.16 22:50おしどり贈与で夫婦共有にすると、売るときに3,000万円控除が2人分になる可能性相続税では差が出ないこともある配偶者への自宅の贈与が、将来この家を売るとなると、100万円前後、自宅によっては数百万円の差になることがあります。マイホームを売ったときの3,000万円特別控除は、共有者ごとに判定するからです。 婚姻期間20年以上の夫婦が使える贈与税の配偶...
2026.06.23 05:43相続税が一番安い分け方を、あえて選ばなかった ― 自宅の時価・遺留分・家族の想いから相続税が一番安い分け方が、その家族にとって一番よい分け方とは限りません。判断が分かれるのは、次の4つのズレです。相続のご相談では、「相続税が一番安くなる分け方はどれですか」という話になることがあります。相続税は大切です。税金を無視して遺産分割を決めることはできません。それでも、税...
2026.03.07 22:44株式相続の分け方|代償分割・換価分割で譲渡税はどう変わる?父が200万円で買った株式が相続時に1,000万円なら、相続した人が売ると、父の取得費200万円を引き継いで800万円の譲渡益が出ます。代償分割で支払った代償金はその株式の取得費にならないため、時価の半分で代償金を決めると、株式を取得した人だけが将来の譲渡税を負担することになりま...